歯が無くなった時の
治療方法について知っていますか？

主に3つ方法があります。

1.入れ歯
2.ブリッジ
3.インプラント

今回は混同しやすい
ブリッジとインプラントの違いについてお話します。

ブリッジとは？

ブリッジは、なくなった歯の前後の健康な歯を
削って土台にして、なくなった歯を補う処置です。

ブリッジは天然の歯に比べて噛みこむ力は
同じくらい、物をかみ砕く力は60％ほどになります。

歯茎を切ったりなどの外科処置は必要ないので、
外科処置をしたくない方はブリッジを選択することもできます。

しかし、欠損した歯が増えると、
その分土台も必要になるため、削る歯が増えます。

健康な歯を削って治療を行うため、
ブリッジ治療が終わった後、
土台の歯が虫歯や歯周病になったりするリスクは高まり、
結果的に歯の寿命を縮める可能性があります。

また、なくなった歯の分の負担を
隣り合ってる歯で補うため、
土台の歯には余分に負担がかかります。

インプラントとは？

インプラントは、無くなった歯の部分に人口の歯根を埋め込み、
その上に被せ物を作ります。

まわりの歯への侵襲はないため、
負担がかかることもありません。

インプラントは天然の歯に比べて
噛みこむ力が同じかそれ以上、
物をかみ砕く力は80％程になります。

インプラントは骨の中に人口の歯根を埋め込む必要があり、
歯茎を切って骨に穴を開けるといった外科処置が必要になるため、
骨が少なかったり、全身疾患がある場合は
治療ができないことがあります。

また、インプラントの処置中や、
埋め込んだ後もトラブルが起こる場合もあります。

まとめ

ブリッジもインプラントも、
どちらも固定式で入れ歯のように
取り外して洗ったりする必要はないので、
自分での清掃は楽になりますが、
どちらも定期的なメインテナンスは必須です。

治療方法や治療期間が異なる為、
自分は何を優先したいのか、
歯医者さんで相談してたくさんお話を聞いてみて下さい。