インプラント治療ってよく聞くけど、実際どんなことをするのかわからないことだらけだと思います。
外科処置をするっていうのは聞いたことあるけど、どんなことをするんだろうって気になりますよね。
外科処置って聞くだけで怖いのに、何をするのかわからないともっと怖いですよね。
インプラント治療で一番大きな外科処置がインプラントを埋め込む手術です。
今回はインプラントの手術で実際にどんなことを行うかについてご紹介します。
手術の流れ
1、歯茎の切開:歯茎に局所麻酔を行い、メスにて切開します
2、歯茎の剥離:切開した部位から歯茎を剥がして骨が見える状態にします
3、骨に穴を開けます:専用のドリルで骨に穴を開けます
4、インプラント体を骨の中に埋め込みます
5、インプラント体が埋め込まれた状態です
6、歯茎を縫い合わせます:傷口から出血がないことを確認し、手術終了です。約1週間後に糸を外します。糸を外した後は上顎で約6ヶ月間、下顎で約3ヶ月間、骨にインプラント体が生着するのを待ちます。
<まとめ>
今回、ご紹介したのは基本的な手術の内容です。骨や歯ぐきの状態によっては他の処置が必要になることがあります。
これらを事前に調べるためにレントゲンや歯ぐきの検査、歯型をとってあらかじめ診断をおこなう必要があります。
また、基本的にインプラントの手術を行う際は周囲に病変や炎症がないことが前提条件となります。
他に病変や炎症がある際は先にそちらの治療をおこないます。これは安全に手術をおこなうため、かつ感染リスクを可能な限りなくすためです。