いつもニコニコ笑顔で元気なお子さんが急に「歯が痛い」と言うとすぐに病院に行くべきか、少し様子をみていいのか何かと心配ですよね?
そこで今回は子どもが「歯が痛い」と言ったときに考えられる原因を紹介します。
むし歯
子どもの歯痛の原因で最も多いのはやはりむし歯です。歯の一番外側にエナメル質があり、その次に象牙質や神経があります。
このエナメル質に穴が空き、象牙質や神経に刺激が加わり痛みを感じるのですが、子どもの歯は大人の歯に比べてエナメル質と象牙質にある歯の主成分が少なく弱いので、むし歯になると進行が早い傾向があります。
むし歯が進行して神経にまでむし歯に感染してしまうと、ズキズキした強い痛みがでたり、膿がたまって歯肉が大きく腫れてしまうことがあります。
歯の生え変わり
子ども特有の歯の生え変わりによる歯痛の場合もあります。
乳歯がグラグラしたり、下から生えてくる永久歯に歯肉が圧迫されたり、歯肉が傷ついてしまい痛みを感じることがあります。
また口の中が汚れた状態だと抜けそうな乳歯の周りの歯肉にバイ菌が入り炎症を起こすことによって痛みが出ることがあります。
歯ぎしり
成長期のお子さんは、あごを刺激して骨を成長させるために多少なりとも歯ぎしりをします。
しかし歯並びが悪かったり、睡眠不足などがあると歯ぎしりが過剰に強くなりすぎてしまい痛みを感じることがあります。また歯が抜ける時期が近づいた5,6歳のお子さんですと下の歯が生え変わることでぐらつくため違和感を感じることもあり痛いということもあります。
このように歯が痛いにも様々な理由がありお子さんが自分の言葉でうまく伝えることが出来ないかもしれません。
もしお子様が歯を気にしていたり、歯の痛みや違和感を感じているような時には早めに歯医者さんに行くのが一番です!
小さなお悩み事やご相談でもぜひご来院下さいね。