コラム

COLUMN

噛む力がインプラントの持ちに影響する?

 

失ったご自分の歯と遜色ないほどの「噛める力」を取り戻せるインプラント

しかし、その独特な結合のしかたから、天然歯と比べいくつか弱点があります。

 

それは、天然歯に存在した防御機構が無いため、

細菌や力に弱くなってしまうことです。

 

その為、より一層のケアが大切になります。

 

また、長持ちの大敵はお口の中の細菌だけではありません。

歯ぎしりや食いしばりの影響も見過ごせないのです。

 

 

 

 

 

患者さんは自覚のない事がほとんど

 

インプラントを長持ちさせるには、過剰な噛む力への配慮も見過ごせません。

「噛む力」と言っても、ガリっと一時的に強く噛んでしまったというよりも、

歯ぎしりや食いしばりといった、無意識に生じる継続的な強い力が問題となります。

 

インプラントと顎の骨の間には、噛む力を吸収・分散させる歯根膜がありません。

そのため、過剰な力が生じた場合、インプラントや骨にダイレクトに負担がかかります。

 

その結果、人工歯部分が欠けたり割れたり、連結パーツがゆるんだりゆがんだり、

また人工歯根とあごの骨が剥離して、インプラントが抜けてしまう事もまれにあります。

 

歯ぎしりなど、強い力がインプラントを支える骨に加わり続けることで、

あごの骨の破壊が加速してしまうのです。

 

歯ぎしりや食いしばりは無意識の癖ですので、

患者さんは自覚していないことがほとんどです。

 

歯科では、嚙み合わせや、上下の歯やインプラントの状態を調べることで、

絶えずそうした癖の兆候に目を光らせています。

 

兆候が見つかった場合は嚙み合わせの調整や、

ナイトガード(就寝時に入れるマウスピース)などで力の緩和を図ります。

 

インプラントを入れた後は、その後のケアが長持ちのカギです。

歯医者さんで定期的に診てもらうことをおすすめいたします。