2025年以降、すべての国民が歯科健診を受ける時代が始まります。それが「国民皆歯科健診」です。
「え、歯の検診ってそんなに大事なの?」
そう思った人こそ、ぜひ最後まで読んでください。
お口の健康=全身の健康
最近の研究で、歯周病が糖尿病・心筋梗塞・認知症と関係していることがわかってきました。
つまり、歯を守ることは「命を守る」ことでもあるんです。
だからこそ、歯科健診を全世代が受けるべきなのです。
これ、実は日本が初めてじゃないんです。
予防先進国スウェーデンでは、子どもから大人まで定期的な歯科健診を国がサポート。
その結果、80歳で残っている歯の数は日本の約2倍!
歯医者は「痛いときに行く場所」じゃない
この国民皆歯科健診の導入は、“予防歯科”を当たり前にする大きな一歩。
虫歯や歯周病を“治す”時代から、“未然に防ぐ”時代へ。
「早期発見・早期予防」が、人生100年時代のスタンダードになります。
衛生士として伝えたいこと
私たち歯科衛生士は、あなたの未来の健康を支えるパートナー。
口の中を診ることは、あなたの10年後、20年後の健康予測をすることなんです。
「今は大丈夫」と思っていても、予防をしている人と、していない人では40代以降に大きな差が出ます。
まとめ
歯科健診は“義務”ではなく、“未来の自分への贈りもの”
国に言われたからではなく、「自分のために」始める――それこそが、予防歯科の本質です。
あなたの未来の健康は、今日の一本の歯ブラシから変わっていきます。