「矯正治療=子供の頃に行う治療」
そんなイメージを持っている方も多いのではないでしょうか。ところが最近は、大人になってから矯正を始める人がとても増えています。
理由のひとつとしては“見た目”です。
オンライン会議やSNSなどで自分の口元が気になる機会が増えることにより、歯並びを整えたいと思う人が増えてきました。
そしてもうひとつは“健康”です。
歯並びがきれいだと歯みがきがしやすく、虫歯や歯周病の予防につながります。噛み合わせが改善すると、しっかり食べられるようになるというメリットもあります。
① 装置はここまで進化しました
「矯正といえば銀色の装置」という時代は過ぎ、今では目立ちにくい工夫がたくさんあります。
白いブラケットやワイヤーに加えて、透明なマウスピース型矯正も人気です。
特にマウスピース矯正は、食事や歯みがきのときに外せるのが大きな魅力。
仕事や学校生活の中でもストレスなく続けやすいと好評です。
② 子どもの矯正は“早め”がトレンドです
子どもに関しては、顎の成長を利用して早い段階から始める「小児矯正」が注目されています。
成長期にしかできない治療があるため、「まだ小さいから早いかな?」と思う年齢でも、相談に来るご家庭が増えているのです。
③ デジタルで未来を先取り
さらに、最近の矯正はデジタル化が進んでいます。お口の中を3Dスキャンし、治療前から「完成予想の歯並び」を画面で見られるようになっています。どう変わるのかが分かると、安心感も大きくなりますよね。
④ まとめ
矯正治療は、今や「見た目のため」から「健康のため」へと大きくシフトしています。
もちろん一人ひとりに合った方法やタイミングがありますので、気になる方は気軽に相談してみるのがおすすめです。
きれいな歯並びは、笑顔にも、健康にも、きっとプラスになるはずです。