コラム

COLUMN

ホワイトニングでよくある6つの質問

 

近年、マスク生活が落ち着き、歯の色を気にされる方がぐんと増えてきました。

その中でも特に人気なのが「ホワイトニング」。

でも、「やってみたいけれど不安…」という声をよく耳にします。

 

 

 

そこで今回は、患者さまから実際によく寄せられる質問を6つ選び、わかりやすくお答えしていきます。

これからホワイトニングを始めてみたい方の参考になれば幸いです。

 

 

 

①どのくらい白くなるの?

 

個人差はありますが、「1回で自分でも変化がわかる」方が多いです。

特に、毎日少しずつ行うホームホワイトニングは、自然で透明感のある白さになりやすいといわれています。

 

ただし、ホワイトニングできるのはあくまで天然歯のみ。

詰め物や被せ物は色が変わらないため、必要であれば後日色合わせを検討することがあります。

 

 

 

②痛みや“しみる”ことはあるの?

 

あります。

薬剤が歯に浸透する時、冷たいものがしみるような症状が出る場合があります。

ただし多くの場合、一時的であり、歯が弱くなる心配はありません。

 

 

 

③効果はどれくらい続く?

 

一般的には 3か月~1年 程度と言われています。

食生活(コーヒー・紅茶・赤ワインなど)や喫煙習慣によっても持続期間は変わります。

 

白さを長くキープしたい場合は、

  • 定期的な歯のクリーニング
  • ホームホワイトニングの追加

を行うと、きれいな状態を保ちやすくなります。

 

 

 

 

④ 歯科医院でのホワイトニングと市販の歯磨き粉との違いは?

 

歯科医院で使用するホワイトニング剤は、歯を削ることはありません。

色素を科学的に分解して白くするため、歯質を傷つけることはないとされています。

世界的にも安全性が確立されており、適切な管理下で行えばとても安全な処置です。

 

一方、市販のホワイトニング歯磨き粉には“研磨剤が強いもの”もあり、

「削って白く見せるタイプ」もあるため注意が必要です。

 

 

 

⑤ 誰でもホワイトニングできるの?

 

歯や歯茎の健康状態が整っている方なら、ほとんどの方が可能です。

ただし、以下の場合は注意が必要です。

 

  • 虫歯・歯周病がある → 先に治療が必要
  • 妊娠・授乳中の方 → 薬剤の使用は控える
  • 無カタラーゼ症 → 禁忌
  • 強い知覚過敏がある方
  • 差し歯・詰め物・ブリッジ → 色は変わらない

 

まずは口腔内の状態をチェックを行い、安全にできる状態かを確認します。

 

 

 

⑥ ホワイトニング後の注意点は?

 

ホワイトニング後の歯は、色を吸収しやすい状態になっています。

24~48時間は以下の点に注意しましょう。

 

  • コーヒー・紅茶・赤ワイン・カレーなどの色の濃い飲食物を控える
  • 喫煙は控える
  • 着色しにくい食べ物(白米、うどん、ヨーグルト、白身魚など)を選ぶ
  • フッ素入り歯磨き粉でやさしくケアする

 

この期間を気をつけるだけで、白さの持続が大きく変わります。

 

 

まとめ

 

ホワイトニングは、正しい知識のもとで行えばとても安全で、笑顔の印象を大きく変えることができる人気の施術です。

 

「やってみたいけれど不安…」という方も、まずはお気軽に歯科医院へ相談してみてください。

 

あなたに合った方法やペースをご提案できるはずです。

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