コラム

COLUMN

ライフスタイルから考える、歯を失ったときの治療の選び方

歯を失ったとき、ブリッジ・入れ歯・インプラントという選択肢があります。

「どれが一番いいですか?」と聞かれることも多いのですが、実は正解はひとつではありません。

 

なぜなら、その方の生活スタイルや価値観によって、合う治療が変わるからです。

 

 

 

💪 力を使うお仕事・食いしばりがある方

 

・建設業など体を使うお仕事

・スポーツをしている方

・日常的に食いしばる癖がある方

 

このような方は歯に強い力がかかりやすい傾向があります。

ブリッジは支えとなる歯に負担が集中しやすく、将来的にその歯に影響が出る可能性もあります。

インプラントは骨に固定されるため安定性は高いですが、噛む力が強い方はナイトガードなどの併用も大切です。

 

👉 噛み合わせのチェックがとても重要になります。

 

 

 

🗣 人前で話す機会が多い方

 

接客業や営業職など、見た目や発音を大切にされる方も多くいらっしゃいます。

固定式のブリッジやインプラントは違和感が少なく、自然な見た目を保ちやすい治療法です。

入れ歯は調整しながら使えますが、慣れるまで発音に影響が出る方もいらっしゃいます。

 

 

 

🍽 食事を楽しみたい方

 

天然の歯を100%とすると、噛む力の回復の目安は次のように言われています。

 

・インプラント:約80〜90%

・ブリッジ:約60〜70%

・部分入れ歯:約30〜40%

 

「好きなものを気にせず食べたい」という思いが強い方は、安定性を重視して治療法を選ばれることが多いです。

 

 

 

👵 外科処置に不安がある方・持病がある方

 

入れ歯は外科処置を行わずに作ることができる治療法です。

糖尿病などの全身疾患がある方や、まずは体への負担を抑えたいと考える方にも安心して選んでいただけます。

インプラントを検討する場合も、事前の検査や医科との連携を大切にしながら進めていきます。

 

 

 

🦷 両隣の歯が健康な場合

 

ブリッジでは健康な歯を削る必要が出てくることがあります。

「できるだけ歯を削りたくない」「将来の歯を守りたい」

そういった考えから、隣の歯に負担をかけない治療を選ばれる方もいらっしゃいます。

 

 

 

🌱 当院が大切にしていること

 

私たちは、特定の治療法を強くおすすめすることはしていません。

 

生活スタイルや将来のご希望を丁寧に伺い、それぞれのメリット・デメリットをお伝えし、一緒に考えていきます。

 

実際には、将来の安定性を重視して自費治療を選ばれる方も多くいらっしゃいます。

それは、ご自身で納得して選ばれた結果だと考えています。

 

 

 

🦷 歯科衛生士としてお伝えしたいこと

 

どの治療法を選ばれても、本当に大切なのはその後のケアです。

歯を失った原因が歯周病であれば、同じリスクはどの治療にも起こる可能性があります。

 

だからこそ私たちは、治療して終わりではなく、その後も一緒に守っていくことを大切にしています。

 

定期的なメインテナンスを通して、長く安心して使えるお口を一緒につくっていきましょう💪

私たち歯科衛生士が、そのサポートをさせていただきます。

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