歯を失う原因は、むし歯や歯周病、外傷や加齢などたくさんあります。
歯を失ってしまった場合は、ブリッジや入れ歯、インプラントなどで治療をします。
今回は保険適用のブリッジと入れ歯のメリット・デメリットについてご紹介します。
ブリッジ
ブリッジとは失った歯の両隣に残っている歯を削って土台を作り、
そこにブリッジの名前の通り、橋を架けるように人工の歯を被せる治療法の事です。
メリット
・違和感がなく自分の歯のように噛むことが出来る。
・保険が適用できる(費用が安く済む)
・取り外す必要が無く、手間が少ない
デメリット
・人工の歯を被せる為に両隣の歯を削る必要があり、健康な歯の寿命を縮めてしまう
・治療を適用できる範囲が限られる
・素材によっては見た目が悪くなる
入れ歯
入れ歯には部分入れ歯か総入れ歯の2種類があります。
部分入れ歯とは歯が残っている方で、歯を失った部分に装着する入れ歯のことをいいます。
歯を全て失った場合は総入れ歯となります。
メリット
・周囲の歯を削る必要がないので、天然の歯への負担が少ない
・取り外しが可能な為、メンテナンスを行いやすい
・丸ごと洗浄できるので清潔に保てる
デメリット
・装着時に違和感があり痛みを伴う場合がある
・硬いものが噛めない
・入れ歯を固定するバネが目立つ
ブリッジ・入れ歯の清掃方法
ブリッジ
被せ物と歯ぐきの間に汚れが溜まりやすいので、
歯ブラシの毛先を歯肉側に45度程傾けて優しくブラシをあてます。
強く当ててしまうと歯ぐきが下がる原因となりますので、歯ブラシは動かさずに
歯を1本づつ磨くイメージで細かく動かしてください。
歯と歯の間の清掃には歯間ブラシやフロスがお勧めです。
入れ歯
入れ歯を外し、入れ歯専用の歯ブラシ・入れ歯用の洗浄剤で洗います。
強い力が加わると、割れたりする可能性があるので優しく洗いましょう。
就寝前に入れ歯洗浄剤を利用するのもお勧めです。
熱湯や漂白剤につけると変形や、変色のもとになるので避けて下さい。
まとめ
ブリッジや入れ歯のメリット・デメリットをしっかり理解して
自分に合った治療法を選択しましょう。
悩まれている方はぜひ一度ご来院お持ちしております。