みなさんは歯周病が引き起こす口腔内の疾患はどのようなものがあるか知っていますか?
今回は歯周病が進行すると、口腔内でどのような問題が起こるかをお話しようと思います。
歯周病が引き起こす口腔疾患とは
①歯肉炎症(しにくえんしょう)
最初の段階で、歯肉が赤く腫れ出血しやすくなります。
②歯肉炎(しにくえん)
歯肉炎が進行して、歯周ポケット内に炎症が広がります。
歯周組織が破壊され、歯が抜けやすくなります。
③歯槽骨破壊(しそうこつはかい)
歯周炎が悪化すると歯を支える骨(歯槽骨)が破壊され、歯がぐらついたり抜けたりする可能性があります。
④歯周組織の損失
歯周病が進行すると歯周組織が損失し、歯ぐきが後退します。
これにより歯が長く見えたり、歯根が露出する事があります。
⑤口臭(こうしゅう)
歯周病の進行によって口内の細菌が増殖し、口臭が発生する事があります。
⑥全身への影響
歯周病は全身の健康にも影響を及ぼす可能性があり、心臓病や糖尿病などの慢性疾患と関連付けられる事があります。
おわり
歯周病は早期発見と適切な治療が重要です。
定期的な歯科健診と適切な口腔ケアは、歯周病を予防または早期に治療するのに役立ちます!