この入れ歯何年も使っているけど新しくするタイミングがわからない・・・
そう思ったことはありますか?
今回は入れ歯を新しくするタイミングについてお話していきます。
➀新たに歯が抜けた時
新たに歯を抜いた後、元の入れ歯に歯を足して修理することもあります。
しかし、それは暫間的に使用できるようにするためのもの。
今の口の中の状態に合わせて新しく作り直す方が、ピッタリとした入れ歯ができると考えられます。
②入れ歯を引っ掛けている歯を治療した時
入れ歯を引っ掛けている歯を、虫歯治療したり被せ物を作り直したりすると形が変わり、バネが合わなくなります。
⓷入れ歯が割れた時
洗っている時にうっかり落として入れ歯にヒビが入ったり、床の部分が割れたり、破損することがあります。
修理することもできますが、修理した部分はどんなに補強してもまた破折する恐れがありますので、修理した入れ歯を使用しながら作り直しをお勧めします。
④入れ歯が劣化してきた時
入れ歯を使い続けると着色が付きやすくなったり人工歯の咬む面がすり減ってきます。
咬む面がすり減るということは、噛む力が弱まったり咬み合わせが悪くなることに繋がります。
この状態で入れ歯を無理やり使用していると歯ぐきを傷つけるなどの悪影響を及ぼすこともあります。
⑤入れ歯がゆるくなってきた時
体重の減少や加齢で歯ぐきが瘦せて合わなくなってくることがあります。
この場合「リベース」といって入れ歯の歯肉に接する面に、新しく樹脂を流し込み、歯肉との隙間を少しでもなくす方法もありますがデメリットもあり、樹脂を流し込んだ分、入れ歯の厚みも増してしまいます。
歯肉が痩せてしまうのは防ぎようがないため、このようなケースの場合、無理に合わない入れ歯を使い続けるのではなく、新しく作り直したほうが良いかもしれません。
★保険の入れ歯は半年ルールに注意!
保険の入れ歯の寿命は5年程度と言われています。
また、基本的に作成後から半年に1回しか新製できない決まりがありますので大事に使いましょう!
入れ歯を新しくすると何度も歯科医院へ調整に通ったり、慣れるのにも時間がかかります。歯医者さんとも相談しながら入れ歯の管理を行っていきましょう!