コラム

COLUMN

食いしばりや歯ぎしり

 

 

みなさんも、『食いしばり、歯ぎしり』という言葉を耳にした事があるのではないでしょうか?

 

食いしばりや、歯ぎしりをする事で、さまざまな体の不調が引き起こされる事があります。特に歯ぎしりは寝ている時に起こる事なので、自分自身で気が付かない事も多いはず!

 

今回は食いしばりや歯ぎしりで起こる影響を項目ごとに説明しますので、当てはまる事がないかチェックしてみて下さい。

 

 

①顎や顔の痛み

 

顎の関節に過度な負担がかかると、顎関節症が発生する事があります。これにより、顎や耳の周りに痛みや違和感が生じることがあります。また、顎周りの筋肉が過度に緊張し、顔全体に痛みや不快感を感じることがあります。

 

 

②頭痛

 

歯ぎしりや食いしばりは頭部の筋肉にまで影響を及ぼし、緊張型頭痛を引き起こす事があります。

 

 

③歯の問題

 

食いしばりや歯ぎしりによって過度な力が歯にかかる為、歯の根元や歯肉が痛む事があり、歯がすり減ったり、ヒビが入ったり、割れたりする事もあります。

 

 

④首や肩のこり

 

顎や顔の筋肉が緊張すると、その緊張が首や肩の筋肉にまで広がり、こりや痛みを感じる事があります。

 

 

⑤耳の問題

 

顎関節に影響が及ぶと、耳鳴りを感じることがあり、顎関節の痛みが耳に伝わり、耳の痛みとして感じる事もあります。

 

 

⑥睡眠障害

 

食いしばりや歯ぎしりは睡眠中に起こる事が多く、これが原因で睡眠の質が低下し、十分に休めず日中の疲労感や集中力の低下を引き起こす事があります。

 

 

⑦精神的ストレス

 

食いしばりは、しばしばストレスと関連しており、ストレスが原因で食いしばりが起こる事があり、また、食いしばりが続く事で、さらにストレスが増すという悪循環に至る事もあります。

 

 

⑧消化不良

 

顎や顔の痛み、緊張が原因で食事がしにくくなり、食べ物を十分に噛めない事があり、消化不良を引き起こす事があります。

 

 

 

予防と対策

 

リラクゼーションや運動、趣味を楽しむ事で、ストレスを軽減させ、姿勢を改善する事で、顎や首の緊張を減らすことが出来ます。

 

歯科医院で作成してもらうナイトガード(マウスピース)を装着する事で、歯への負担を軽減出来ます。

 

当てはまる項目はありましたか?少しでも気になる事があれば、お気軽にご相談ください。