このような症状はありませんか?
・痛みはないが腫れている
・潰瘍が出来て治らない
・しゃべりにくい
・しびれがある
・舌、頬、首にしこりがある
・飲み込みがしずらい、痛い
・しゃべりにくい
・頻繁に頭痛が起こる
これらの症状は口腔がんの可能性があります。
口腔がんに日本では年間約6000人がかかり、約3000人もの方が死亡しているそうです。
がん対策に取り組んでいる先進諸国では、早期発見、早期治療をすることで罹患率は変わらず高いですが死亡率は減少しています。
しかし、日本では罹患率、死亡率ともに年々増加しています。
口腔がんは、「舌がん」「歯肉がん」「口腔低がん」「頬粘膜がん」「口蓋がん」「口唇がん」に分類されます。
体の中のがんとは違い、患部を直接みることができるので早期発見しやすいのですが、
あまり知られていない為、進行するまで放置されることが多く死亡率が増加傾向になっているのです。
痛みがでたら要注意!!
自覚症状として多いのがお口の中の痛みです。
初期は痛みも少なく、痛みが出た時には進行していることもあります。
口内炎等の症状にも注意が必要です。
主な原因
①喫煙
非喫煙者に比べ喫煙者の口腔がん発生率は約7倍で、死亡率は約4倍にもなっています。
②飲酒
喫煙と飲酒がセットになると発がん性物質がアルコールにより溶けて口腔粘膜に悪い影響を及ぼすため、リスクが高くなります。
③その他
むし歯の放置や合わないいればを使い続けること、清掃不良、栄養不良なども原因となっています。
むし歯をそのままにしていたり、合わない入れ歯を使い舌や頬を傷つけたり歯垢や歯石でお口の中が清掃不良になっていたりすると口腔がんが発生しやすくなります。
まとめ
一番大切なことは、かかりつけの歯科医を持って定期的に診療を受けることです。
担当医は定期的にお口の中をみますので、小さな変化に気づくことができます。
お口の中の環境は健康状態によって変化することもあるので、それに気づくことで適切な処置をしてもらうことができます。
それに、治療の経過や症状などを把握しているので、むし歯や歯周病の症状にも早く気づき、早期に治療を行えますし、患者様の病歴やアレルギーなどの情報も管理し、健康状態を把握していますので、お口の中のトラブルや悩みも気軽に相談でき、的確に応じることができます。
むし歯の治療、入れ歯の調整、クリーニングをしてもらうことでお口の中は清潔になり口腔がんのリスクを下げることができます。
長くお付き合いをして気軽に相談できる、安心して治療が受けられる、そんな信頼できる歯科医院をつくりましょう。