コラム

COLUMN

大人の「隠れ虫歯」とは?

 

 

~痛くないのに進行している虫歯にご用心~

 

子供のころは、虫歯といえば「黒くなって痛い」というイメージが強かったですよね。

でも大人になってからの虫歯は、見た目に分かりにくく気づかないうちに進行するタイプが増えています。それが「隠れ虫歯」です。

 

 

 

なぜ“隠れて”しまうのか??

 

大人の虫歯が見えにくい理由はいくつかあります。

 

  • 詰め物や被せ物の下で進行する

→一度治療した歯でも、長い年月のうちにわずかな隙間から虫歯菌が侵入し、

 中で静かに広がっていくことがあります。見た目はキレイでも、内側は進行中…ということも。

 

 

 

  • 歯と歯の間(隣接面)にできる

→歯ブラシの毛先が届きにくく、初期の変化も肉眼では見えません。

 レントゲンや定期健診でしか発見できないことも多いです。

 

 

 

  • 神経が弱って痛みを感じにくい

→加齢や神経の変化で、痛みのサインがでにくくなることがあります。

「痛くない=大丈夫」ではないのが大人の虫歯の怖いところです。

 

 

 

 

隠れ虫歯のサインかも?

 

・甘いものを食べた後に一瞬しみる

・詰め物のまわりが黒ずんでいる

・フロスを通すと引っかかる・切れる

・冷たいものにしみるが、すぐおさまる

 

こうした症状があるときは、早めのチェックをおすすめします。

 

 

 

見つけるためには「定期健診」がいちばん!

 

隠れ虫歯は自覚症状が出るころには進行していることが多いです。

 

歯科検診での定期健診では、

・レントゲン撮影

・歯と詰め物の境目チェック

・フロスや検針による確認などで、早期発見が可能です。

 

 

 

予防のポイント

 

・歯と歯のあいだはフロスで毎日ケア

・詰め物のまわりは丁寧にブラッシング

・定期的なプロによるクリーニング

・甘い飲食をだらだら続けない

 

 

 

まとめ

 

「痛くないから大丈夫」と思っているうちに、静かに進むのが大人の虫歯。

歯を守るいちばんのコツは、“異常がなくても”検診に行くことです。

早めに見つければ、小さな治療で済み、自分の歯を長く残すことが出来ます。

ぜひ、当院へのご来院お待ちしております!

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